独り言 備忘録

独り言です。気が向いた時に更新します。

空気を入れ替えたい

お題「#おうち時間

 

どれだけ時間が流れただろうか。

春節でやってくる観光客が危ないと言われていた頃、あるいはクイーンエリザベス号の対応をしていた1月から2月、あれからどれだけ経った

 

2月末には所謂自粛ムードが始まり、イベントの中止が相次いだ。3月に入ると、ほとんどの学校は休校になり、卒業生たちは例年通りに別れを惜しむこともできなかった。4月になっても抜本的な改善はなされておらず、出会いの季節どころか誰にも会えない日が続く。緊急事態宣言。

 

ああ、

もう5月だ。緊急事態宣言の期間も延長した。

 

最初でこそ普段はやらないことに精を出していたが、長引けば長引くほど気持ちは塞ぎ込んでいく。

このままでは良くないと、なんとなく感じるどんよりした雰囲気を変えたいと思う。

 

オンライン飲み会をしていくらか気を紛らわせてみる

うたや踊りを繋いでいくSNSのリレーを見て楽しむ

ちょっとは前向きになれているだろうか。

時計の針を追って虚しさがこみ上げてくる。それでも

間遠になった距離を保ちながら、ひとり耐える。

 

 

簡単に「おうち時間」「ステイホーム」とは言うが、家に篭り続けるのは容易いことではなかった。単純なカロリー消費ではない、得体の知れない何かを消費している気がする。確実に何かがすり減っている。

 

現状を例えるなら、終わりの見えないマラソンだ。今後のペース配分も分からなければ、給水所のタイミングもよく分かっていない。

それでも全世界がランナーとしての参加を余儀なくされ、ゴールを目指している。

根性論は好きではないが、心身を削りながらとにかく前を向いて走るしかない。

 

 

...考えすぎるのも毒だ。

さて、換気でもしようか。

 

立秋は とうの昔

雨が降らない週末が来るのは、都心では約3ヶ月ぶりだという。

月曜日は雨らしいので天気予報が変わったら日曜日中に雨が降る可能性はまだ残されているが、晴れれば8月の中旬以来だという。

 

雨が嫌いな私だが、さすがにそんなに続いているとは気付かなかった。

 

たしかに今年の秋は毎週のように台風が現れ、その影響で千葉県がアネクメーネと化した。あまりの被害の大きさに連日の報道では心が痛む。

 

そういえば水没した新幹線も廃棄が決まったらしい。のぞみに乗りながらこの記事を書いているが、随分ともったいないことになったと思う。せめて分解して部品をオークションにでも出した方がまだどこか報われると言ったところだろう。

 

無責任なことを言った。消毒の方がコストが高いか、マニアが買う方が高いかは見当がつかない。

 

 

さあ、雨もやんで清々しい秋晴れだ。

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と言いたいところだが、実際のところもう暦の上は冬である。2019年の立冬は11月8日、今日の日付は9日である。

 

あくまで暦の上なので、まだ冬らしさはない。むしろやっと秋らしくなったと言ったところだ。最近は気温も20度近く、長袖を着ていると強い日差しによって汗ばんでしまっていた。tenki.jpの記事によれば、「11月中旬から 秋一気に深まる(tenki.jp) - Yahoo!ニュース

という予想らしい。一方で、冬至までそんなに時間も残っていない。過ごしやすい秋はひと月ほどで終わってしまいそうだ。

 

旬の食材は秋へ向けて確実に味を整えていたため、9月の段階で秋を感じられたのに、気候は全くその通りには行かなかったようだ。例年10月まで台風が直撃するようなものだったかもよく思い出せないが、台風が夏のものだと思っている私の脳はアップデートしておかなかければならない。

 

 

異常気象だとは言われるが、原因はなんなのだろうか。環境問題だとするならば、ぜひともグレタ・トゥンベリさんにアジアにお越しいただいてその目で被害を確かめ、世界に向けて発信してもらいたいものだ。

 

 

まぁどうやってアジアまで来るのかは、私の知ったことではないが。

 

 

未定

大学祭が終わった。

運営には携わっていないし、模擬店にも関わっていないため、ほとんど蚊帳の外の予定だったが、友人に誘われ2時間ほど客として参加した。

 

客として回ってみるのには、過去2回サークルで参加していたのとはまた違う良さがあった。

 

しかし、所属していたサークルの模擬店が大盛況で、金銭的に貢献することも出来なかったうえ声をかけることすらも出来なかった。

後悔である。

 

大学祭準備の裏、私はボールボーイとして全日本テニス選手権に参加していた。

 

例年通り授業を切りまくって参加する(公欠届がもらえる)。他大学の学生との少ない交流の機会である、ある程度無理してでも参加しようと思ってしまう。

 

今年はオリンピックのテストイベントということで大学の体育会の方、あるいは高校生もちらほら見受けられた。

高校生は総じて若い。そして吸収が早い。ミスに対してアドバイスするとすぐに直してくれる(塾の生徒もこんな感じだったらいいのに)。

 

大会が進行するにつれてサークル外の方の数は減っていき、控室では見慣れたメンバーと見慣れた景色が広がっている。

 

 

惜しい。この時間が惜しい。

サークルはとっくに引退したが、今でもかけがえのない時間だ。

 

 

 

さぁ、どんどんと学生最後の経験に変わっていく。今まで特に何も思わず参加していた行事やイベントであったが、来年はもう参加できない可能性が高い。

社会人への道を一歩ずつ確実に歩んでいることを嫌でも実感してしまう。

 

将来への希望はまだ寂しさには勝てないらしい。

 

気象病

雨が降ると気分が全く上がらない。

そもそも曇りですらテンションは下がる。おそらく気圧と同じ高さでしかテンションを維持できないからだ。普段よりは低い。

 

雨の日は傘が邪魔で、室内に入っても傘の置き場に困る。濡れているのも嫌である。

目の前の人がゆっくり歩いているだけで腹が立ってくる。早く歩け。別に急いでいるわけではないが、道を塞ぐな、と無意味なイライラが募る。

 

雨の日はストレスでしかない。

天気の子の世界線だったら、多分私は陽菜を助けにはいかないだろう。

 

 

気圧が下がっているのだから、いつものテンションを維持すれば相対的に機嫌が良くなればいいのに。

 

と思って、今日の気圧を調べたが、どうも1013hPaは超えているらしい。

一気圧の前後で低気圧か高気圧か決めていると思っていたので、雨が降れば確実に一気圧を下回るものだと思っていたが、どうやら違うらしい。

 

地学は苦手だ。

ああ、またストレスになった。

 

次の目標を。

●朗報

就活に苦戦していた友人が愈々就活を終えたらしいと聞き、急遽夕飯に行くことになった。といっても地元が同じなので、遠出はしていない。

 

 

今回の友人とは、定期的に会って焼き肉の食べ放題だのしゃぶしゃぶの食べ放題だのを食べに行く仲だ。今回も定例会に近い形で連絡を取った。最後に会ったのは7月末で、そのときにはまだ就活で悩んでいたことを覚えている。

 

予定をすり合わせる中で、文面からどうやら就職先が決まったらしいことを察した。9月の初旬には決まっていたらしい。

会って直接聞くつもりだったが、嬉しい情報は早い方がいい。他人事だが安心である。

 

牛角

今回は先日編入先の大学が決まった友人と3人で牛角に行った。

色々なメンバーでよく行く牛角で、今まで何か祝い事があるたびに行っている気がする。そういえば、大学受験のときにも行ったような気がしてきた。

進学先に内定先の決定と吉報が続いた。やはり今回も祝い事である。

 

昔と同じほどは食べれなくなってしまったが、やはり焼肉の食べ放題は楽しいものだ。

 

 

 

帰り道、ふとレストランのメニューが目に止まった。

 

 

 

「骨なしチキン」とは、言い得て妙だ。何をするにも決断が遅く、結果的にギリギリまで何もしない、あるいは最後まで何もしない自分のことを顧みると、この言葉は胸の奥に鋭く刺さる。

 

決断を避け、安全な道を、自分が傷つかない道を選び、結局、チャレンジすればよかったと、攻めの姿勢を取ればよかったと後悔する。どれだけチャンスを逃してきたことか。

これは私が中学生の頃から言われ続けていることだなぁ、と頭の中で振り返った。

 

10年経った今も私の根底をなしている。

良くも悪くも変わっていないのだ。

 

こんなことを思いながら、並んで歩く友人の姿を見ると、彼らも中学とそう変わってないように思えた。たしかに年はとっているし、中学生のような幼さは無いが、当時と変わらない雰囲気がそこに感じられた。

 

 

 

...骨なしチキンで思い出したが、おそらく我々が達成していない目標も同じだった。これは進路が決まった我々の次の目標に違いない。

 

 

 

 

ラーメンブログ3

麺尊 RAGE

伊豆ラーメン部が発足し、初の活動である。ラーメン100名店から選抜し、西荻窪駅から徒歩5分、軍鶏を使ったラーメンが頂ける「麺尊 RAGE」に行くことになった。

 

西荻窪駅で降りるのは初めてだった。駅は綺麗だが、駅前はやや寂れていた。残念ながらここは荻窪と吉祥寺に挟まれた駅だ、納得がいく。

 

南口を出て少し歩くと、カレー100名店にその名を連ねる「SPOON」というお店を見つけた。さすがは有名店、行列ができている。

お店から香るスパイスの良い匂いで、私の食欲が増していった。

 

 

これから行く「麺尊 RAGE」はラーメン100名店のうちの1つである。カレー屋さんの行列を見て100名店は本物であると確信し、これから行くラーメン屋もきっと美味しいに違いない、と胸を高鳴らせて先を急いだ。

目当ての店はもう直ぐだ。

 

 

 

 

...閉まっている。

 

 

なぜだ。

定休日は ないはずだと下調べしたのに。

 

 

よく見ると、お店の入り口に張り紙が貼ってあった。

 

「スープ切れのため、本日終了」

 

 

これは誤算だ。18時からディナー営業だから余裕だろうと高を括っていた。19時過ぎにはスープ切れとは、さすが有名店だ。

 

いつかリベンジしにくると心に決め、店を後にした。

 

 

代打

ここで引き下がるわけにはいかない。手ぶらで帰りたくはないからだ。

このまま何の成果もなく帰るのはもったいないと思い、吉祥寺へ移動することにした。

 

一駅隣なので、20分ほど歩いて移動した。もうお腹は限界まで空いている。吉祥寺はラーメン屋が多いと聞いている。当てはなくとも、良い店に出会えそうである。

 

とはいえ、ここまで来てハズレをひきたくないので、食べログ1位の店に入る。

 

「つけ麺 えん寺」吉祥寺総本店 である。

外には5人ほど並んでおり、その人気の高さを示していた。

 

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ベジポタ つけ麺   (値段: 800円)

 

小麦の胚芽をふんだんに使った麺はお店のこだわりのようで、イチオシと書かれていた。3種類の麺の中からひとつ選ぶ形式だったが、迷わずこれを選んだ。

残り2種類の麺を言葉で説明するのは難しい。王道のつけ麺を思い浮かべてくれれば恐らくそれである。

 

こだわりの麺を、これまたお店のこだわりが強いつけ汁で頂く。豚骨や鶏、魚介をベースにしたブレンドスープに野菜ペーストを加えたというそのつけ汁は、簡単に形容できる味ではない。肉の旨味かと思えば、野菜の甘味がある。加えて、時折香る柑橘系の匂いが楽しい。

そしてこのつけ汁だが、とろみが強くよく麺に絡む。普通に食べているだけでほとんどのつけ汁を使ってしまった。つけ汁はあまり残っていなかったが、魚介ベースのスープで割り、残さず頂いた。美味い。

 

紆余曲折あったが、なんとか良いつけ麺に出会えて満足である。

趣味が共有できる仲間ができたことも嬉しい限りだ。

 

10/13 雨が上がった

台風一過の痕跡

地球史上最強と言われた台風は確かに爪痕を残した。

 

私の友人の大学編入試験の日程が、ひと月延期になったのである。本当は日曜日に試験が一区切りつくと思っていたのに、突然の延期である。目の前にあったはずのゴールがまた遠くへ行ってしまった。これはさすがに大きなストレスがかかったようで、彼はこの延期が決まった水曜日、一時的に酒を解禁した。

 

 

あろうことか日曜日は快晴であった。とはいえ、コンビニ等で欠品が相次いでいるのを見ると、復旧に1日以上を要すると分かる。大学側の賢明な判断と捉えざるを得ない。

 

 

また、土曜日に届くはずだったもう一つ別の大学の試験結果の速達が届かなかったらしい。あの台風の中配達しないことが正しいのは自明だが、これまたモヤモヤを長引かせるのに十分であろう。

 

焦らされすぎである。

 

土曜の午前着予定の速達なので、日曜日の昼頃までに届くことを期待していたが、届かなかった。結果が分からないまま、彼は私と合流した。定期的に行われるサンマルク勉強会である。

なんとか彼は衝撃の延期から切り替えて英語の勉強に手をつけたようだ。私なら切り替えに失敗して1週間は何もしないところだろう。モチベーションの維持は非常に難しいはずだが、それをやってのけるのだから、彼の努力は本物だ。

 

突然の転機

ある程度勉強したのち、気分転換にららぽーとに行くことにした。

その移動の最中に彼の家の前を通り、念のため入試結果の通知書が届いていないか確認した。

 

 

入っているではないか。

たしかに速達はポストに投函されていた。我々が勉強している間に届けてくれたようだ。休日なのにご苦労様である。最大限の敬意を払いたい。

 

私としては幸か不幸かこんな現場に立ち会ってしまい、緊張していた。

封筒を開けようとする友人の手が震えている。うまく開かないようなので、私が代打を任された。

こんな大役、私には荷が重すぎる。

 

 

 

 

そう思っていたのも束の間だった。

封筒の表側に、

 

 

 

 

「入学手続書類 在中」

 

 

の文字があった。

とんでもないネタバレである。これを読むだけで開く前から答えが分かっている。

勝ち だ。

 

中身も確認したが、しっかりと合格の文字が刻まれていた。

 

手応えが悪く、落ちたと聞いていたため、突然の結果に呆気にとられたが、ひとまずこれで安心である。台風のせいで焦らされこそしたが、不安もまとめて吹き飛ばしてくれたようだ。