独り言 備忘録

独り言です。気が向いた時に更新します。

よわい

まだ弱冠であるが、明らかに若さを失ってきている。

 

たとえば、胃が弱くなった、運動のキレが悪い、疲れるのが早い、など、弱っている部分が少しずつ見えてくれば以前の自分との違いを自覚することになるだろう。

 

私はまだ食は細くなっていないが、好きだった唐揚げをはじめ油が多い料理は耐えきれなくなってきている。

運動もそれなりにできているが、流石に運動部にいた高校生のときほどのキレはもうない。

 

そして何より、最近 物覚えが悪い。

以前から薄々感じていたことであるが、知識の吸収力が落ちている。本を、参考書を数回読めば確実に自分の知識としてくれた私の脳はどこに行ってしまったのか。

 

いや、どこにもいっていない。

私の脳はおそらく容量オーバーである。あるいは劣化したスポンジのように、水を吸う力が残されていない。スカスカである。仮に今あるものを絞り出して新たに吸収しようとしても、以前ほどの吸収力は発揮されないだろう。

たとえばオーディンのように片目を犠牲にしてミーミルが治める知識の泉に私のスポンジをつけても、犠牲に見合うものは得られないかもしれない。

 

 

大学を卒業してからなんとなく資格の勉強をしているが、最近は自分の覚えの悪さに腹が立ってくる。

それでも人生の大先輩方からは「まだ若いから」と言われる毎日だ。

 

掛詞とも取れる「よわい」という単語、少なからず相関関係がありそうだ。

つまるところ、これからまだ劣化していくということか。自明ではあるが、受け入れ難い事実である。