独り言 備忘録

独り言です。気が向いた時に更新します。

理想と現実。

今週のお題「理想の老後」

 

「理想の老後」とは、何だろうか。

来年のことを言えば鬼に笑われてしまうのに、老後ともなると宇宙人に笑われそうである。

 

現実的な話にはなるが、将来の理想を語る前に現実に抱える不安が多すぎる。社会人になってすぐ、税金がなんだ、光熱費がどうだ、家賃だなんだ、確定申告ってなんだ、といった不安を抱え、それが解消されてもまた新たな不安を抱える。理想を語る前に老後を迎えそうである。

ただ、そんな現実を直視したくない自分もいる。社会人になる瞬間が近づくにつれて、このモラトリアムが永遠であればいいのにと願ってしまう。そもそも大学を卒業できればの話ではあるが。

 

私だってこんな風に過ごしてみたいというイメージはある。しかしながら、そこに辿り着くまでのプロセスをすべて度外視することができない性分なのだ。

垣間見える理想像の前に現実が山積みになっている。どんな理想を掲げようと、その一段一段を登らないことには、どんな未来も来ないように思えてしまう。それなのに目の前の現実からは逃避したくなり、やることもやらずに気がつけば1日が終わっているのだ。

 

 

なんと悲観的か。

少なくともこんな人生観のまま年老いたくはない、というのが私の理想かもしれない。